競売物件の基礎知識

競売物件の情報収集のしかたや入札方法などについて解説しています。


競売物件の費用




競売物件を購入するためには、まず参加にあたって保証金を支払います。その上で落札決定すると、残代金を納付しなければなりません。この残代金を支払うにあたって、登録免許税も納付する必要が生じます。所有権移転登記の手続きが必要だからです。さらに登録免許税を納付すると、裁判所の書記官は物件を管轄する法務局へ嘱託登記手続きを依頼します。この手続きには郵送料が必要ですが、これも落札者の負担になります。

通常の不動産売買と競売物件の売買とでは、登記の手続きに違いがあります。通常の手続きだと、代金の授受と所有権の移転手続きは同時に行われます。一方競売物件の場合、代金納付の後で所有権移転登記を行うのは上で紹介した通りです。住宅ローンは、所有権の移転と抵当権の設定・融資実行はセットで行われるのが一般的です。第三者による抵当権設定を防ぐためです。

ただし平成10年の法律改正で、落札者が申し出ると所有権の移転と融資する金融機関による抵当権設定は同時に行えます。このため、法律上は住宅ローンが組めないことはないです。ただし前例がなかったり、売却許可決定から代金納付まで1か月くらいしか猶予がなく、そこまでに審査手続きが完了しなかったりなどで、現実問題としては住宅ローンは組みにくいところがあります。

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